MozillaのプロジェクトのJPEG画像圧縮「mozjpeg」とGoogle pagespeed でおすすめされている「jpegoptim」で圧縮率の違いを比べてみた
最近MozillaからJPEGの画像を劣化させずに圧縮する新しいプロジェクトが開始されてコードが一般公開されています、その「mozjpeg」とウェブサイトの最適化で有名なGoogleのPagespeedでおすすめしているJPEGを劣化させずに圧縮できる「jpegoptim」があり、どちらも画像を劣化させないので、どちらのほうが優れているのか比べてみました
mozjpegはコードは公開されているのですが、一般の人にはそのままでは使えません、ソフト化されていません。
WEBサービスでmozjpegを使ったもが公開されているので、こちらの方を利用します
http://idletime.s601.xrea.com/web/mozjpeg/index.html
jpegoptimのほうも元はコードで公開されていますがソフト化されていますのでWindowsなら、画像をドラッグ・アンド・ドロップだけで最適化出来ます。
こちらを使います
http://sourceforge.net/projects/jpegoptim/
画像の圧縮の比較開始
こちらが今回圧縮をかける前画像です、デジカメで撮ったままでリサイズも行っていません
このブログは画像を自動で圧縮するので、zipにしてあります、画像を確認したい場合はダウンロードして御覧ください
ファイルサイズ (726,874バイト)
mozjpegで圧縮したもの
ファイルサイズ (636,961バイト) ファイルサイズの圧縮率 87.630％
jpegoptimで圧縮したもの
ファイルサイズ (667,946バイト) ファイルサイズの圧縮率 91.892％
結果
mozjpegの方が圧縮率が高く 元の画像から12.37％削減
jpegoptimでは10％に届かず 元の画像から8.108％の削減
mozjpegはjpegoptimとくらべて1.52倍の圧縮率となり圧勝です。
今回は一つの画像のみで比較を行いましたが、他の画像で行ってもなかなかこの差を埋めるケースは出てこないのではないかと思います。
使い勝手としてはまだjpegoptimに軍配が有り、mozjpegはWindows上でも簡単に利用できる環境が整えばと思います、またmozjpegはまだまだ開発中のようで更に画像の圧縮が可能になるかもしれません
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