さくらのレンタルサーバーでさくらのサブドメインでもマルチドメイン（独自ドメイン）のサイトにアクセスできてしまうのを対処する方法

さくらインターネットのレンタルサーバーでは、初期ドメインにさくらサブドメインが割り当てらます
このサブドメインは一番上のルートディレクトリに存在しています

なので、その下につくるマルチドメインのディレクトリにもアクセスできてしまいます
また、indexファイルがないとディレクトリの構造が丸見えになってしまっている問題もあるので同時に解決します

さくらのディレクトリの構造

ユーザーディレクトリ＞ WWW ＞任意のディレクトリ
Webサイトは WWWディレクトリの下に必ず作ることになります
さくらのサブドメインでは WWWディレクトリが指定フォルダになっているので
サブドメインでアクセスするとこのWWWディレクトリが表示されます

まずindexが無いときの対処
indxが無いときにはアクセスさせない方法が利用できます

さくらのレンタルサーバーの管理画面の左のメニューあるファイルマネージャーから行うことが出来ます

WS000994

ファイルマネージャーで一番上の階層のWWWのディレクトリで
空白で右クリックして、メニューから

表示アドレスの操作＞アクセスの設定を選びます

WS000995

アクセス設定でindexファイルのタブを開きます
タブの一番下の項目でアクセスを拒否するにチェックをつけて保存すれば完了です

WS000996

この方法は、.htaccessを利用して行います
設定を少し間違えると全てのサイトが一時的に表示できなくなってしまうので
事前に設定されている.htaccessファイルのコピーを作成してバックアップしておきます

この対策の仕組は、さくらのサブドメイン ○○○.sakura.ne.jp/ディレクトリ/
この様にアクセスした時のサーバーの動作を制御するものです、

○○○.sakura.ne.jp/ディレクトリ/ にアクセスがあったときに
そのディレクトリをルートディレクトリとしているマルチドメインのサイトにリダイレクトしてしまう方法です

○○○.sakura.ne.jp/ディレクトリ/ にアクセス → ○○○.comに転送（リダイレクト）

これで、さくらのサブドメインからのアクセスを防ぐことが出来、そのアクセスを本来あるべきところへ移動させることで解決するものです
またこれは永続的（恒久的）な転送になるので 301リダイレクトを行います

では、リダイレクトの書き方になります
これを.htaccessに書き込みます。かならず最後は改行を入れてください
最後に改行していないと正しく動作しない場合があります

Redirect 301 /ディレクトリ名 https://9-bb.com

まず初めに Redirect 301 で301 リダイレクトを行うことを書いています
次に /ディレクトリ名で対象のディレクトリを指定しています
最後に https://9-bb.com で転送先のURLを指定しています、これは必ずURLで指定します

この方法だと /ディレクトリ名/category/test.html へのアクセスは
https://9-bb.com/category/test.html へとリダイレクトされます
ディレクトリ以下のURLの構造のまま移動させることが出来ます

これは、サイトのドメインが変わった時などにもよく使われる方法です

301リダイレクトを使うと何が良いのかというと
301リダイレクトはそのページが持っていた評価をリダイレクト先が引続ということです
そして検索エンジンは転送されるURLのインデックスを止めますので重複ページの問題からも解消されます

新しいマルチドメイン（ディレクトリ）を追加する度にリダイレクトの設定を.htaccesに書き込んでいきます
これで、さくらのサブドメインの呪縛から解き放たれます

短縮URL: