WEBサイトを作成するときのオールドブラウザとの付き合い方を考える。

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オールドブラウザと言えば、主に古いバージョンのInternet Explorerこと指しますが
オールドブラウザではHTML5が使えない、CSS3が使えないといった問題と、IE特有のバグがある

Window XPのサポートが2014年で切れるので、Window XPで最も使われているIE8の利用も激減してIE9以上のシェアと他のブラウザでのシェアが増えることになるが、それでも古いバージョンのブラウザはしばらく使われることになる

事の発端はマイクロソフトが古いOSで新しいバージョンのIEの利用ができないようにしていることですが。
WEBサイトを作るにあたってこのオールドブラウザとの付き合い方をどうするか

 

オールドブラウザとの付き合い方

1.オールドブラウザを切り捨てるべきか?

2.レスポンシブの対応

3.HTML5の対応

4.CSS3の対応

 

1 オールドブラウザを切り捨てるべきか?

オールドブラウザの対応を切り捨てれば、WEBサイトを制作するときの悩み。確認作業の手間は一気に解消される。
オールドブラウザを切り捨てるのは悪い対応ではない

但し場合による

作成するサイトがスマートフォンを主体としたサイトなら、オールドブラウザを考慮する必要は無い
こういったサイトはむしろ積極的に新しい技術を取り込んで行くべき

 

オールドブラウザを考慮しなければいけないケースは?
オールドブラウザが使われるのは、主に業務で使われるPCが多い。個人ではなく法人を相手にしたサービスではPCベースのサイトで古いブラウザに対応したサイトにするべき

いつまでオールドブラウザの対応を続けなければいけないのか?
IEがOSごとに使えるバージョンに制限をかけ続ける限り、この問題は終わらない

 

 

2.レスポンシブの対応

レスポンシブの対応はどうするべきか。
オールドブラウザでも、メディアクエリを使ったレスポンシブに対応させるためのプラグインが存在します、それを利用してWEBサイトをレスポンシブ対応にする方法もある

私の考えとしては
レスポンシブに対応していないブラウザ=PCのブラウザを利用
こう考えるとPCでの画面でレスポンシブは必要なのか?

PCのディスプレイは十分なサイズがあり、今まで通りに情報をきちんと伝えられるのでレスポンシブ化する必要は無い。
なのでわざわざプラグインを使ってまでもPCの古いブラウザにレスポンシブ対応する必要は無いと言える

レスポンシブ対応すべきは、画面の大きさが限られたスマートフォン・タブレットでの最適なWEBサイトの表示を目指すものであると思う

 

 

3.HTML5の対応

最新のブラウザではHTML5が対応されている、IEではIE10から対応している
WEBをHTML5で作るべきかどうか

構造化
そもそもHTML5とそれ以前のHTMLの違いは、WEBサイトにおいては構造化が大きな目的であるといえる
HTML5から色々なタグが追加された、記事を表す<article>、その字の通り、<header>、<footer>など今までは<div>にclassやIDを付けてやっていたことが、HTML5では追加されたタグで行えるようになりWEBサイトの構造が機械的に明確化出来るようになった

構造化するだけならHTML5を使いながらオールドブラウザにも対応する事が出来る
今まで通りWEBを作り、それぞれ構造化したいところをHTML5のタグで囲ってやればいいだけ
装飾はdivの方に設定してやれば、オールドブラウザに影響なく構造化が出来る

他の方法としてはHTML5に対応するプラグインを利用する
プラグインはjavascriptで作れれているので、javascriptが止められているブラウザでは動作しないが、あまり気にする必要はないかと思う。javascriptが使われていない状態はごく僅かである

SEO的に見てHTML5への対応はどなのか?
GoogleはHTML5を使うことによって有利になることはないと言っているが、しかし
HTML5でサイトの構造化を進めることはメリットである、HTML5を使うことで有利になることは無いだろうがHTML5の正しいタグの使い方でWebサイトの構造を正しく正確にGoogleに伝えやすくなることは、不当な評価を受けにくくなると考えられる。

 

 

4.CSS3の対応

CSS3ではWEBサイトの表現がより豊かになる
オールドブラウザではCSS3に対応していない、CSS3では今までは画像で作っていたところをテキストで表現出来るようになる。テキストで表現したほうが、より多くの情報を機械的に使えることが出来、SEOに有利

CSS3を使って表現したほうがSEO的に良いのならばそうするべき
そうではないところは、画像等を使って表現したほうがオールドブラウザにもリッチなWEBサイトを表現出来る。

またオールドブラウザと最新のブラウザでサイトの表示がCSSの対応によって変わってしまうのは割りきってしまうべき点である。角丸が表現できなくても、影・グラデーションを表現出来なくても、WEBサイトとして見えるのならそれで十分である。

白い背景に白い文字で影を使って文字を表現する等の場合は、オールドブラウザでは真っ白にしか見えなくなるので、そう言った使い方は注意しなければならない

 

 

いつか、全てのブラウザで最新の技術が使えて
オールドブラウザという存在がなくなればと日々願うばかりです

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